広島市民病院

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後期臨床研修 研修プログラム

脳神経内科

概要

主任部長 山脇 建盛  (やまわき たけもり)
医師数 常勤 4名 非常勤 1名
病床数 21床
外来患者数 50.0名/日(平成25年度)
入院患者数 456名/年(平成25年度)
平均在院日数:17.7日
検査数 神経伝導検査・筋電図検査、誘発電位検査 400件
頸動脈超音波検査 200件
脳血管撮影 19件
神経生研「5件)

脳神経内科コース

研修目標

当科は、地域中核病院のなかの脳神経内科として、高水準の医療を提供するとともに、神経救急疾患の診療に積極的に取り組んでいます。そのために、頭痛・めまい・しびれと一般的な神経疾患から専門性の高い神経性疾患まで症例が豊富で、多彩であり、また多くの神経救急疾患の診療を行っています。
急性期脳梗塞を主体とした脳血管疾患の診療は脳神経外科と連携して診療を行っており、多発性硬化症や重症筋無力症といった神経免疫疾患は全国でも有数の診療実績があり、パーキンソン病や脊髄小脳変性症といった神経変性疾患などの診療を積極的に行っています。総合病院のなかの神経内科として糖尿病や膠原病といった全身疾患に伴う神経筋疾患、髄膜炎・脳炎などの神経感染症、頭痛やてんかんなどの発作性疾患、末梢神経疾患、筋疾患などの診療にも豊富な経験があり、幅広い神経疾患の充実した研修が可能です。
脳神経系を診ることができる内科医に必要とされる幅広い診療技能を修得するために、神経疾患を正しく診断し、適切な治療を行うための知識、診療手技、検査手技、治療手技を身につけるとともに、患者及び家族、コメディカルから信頼される人間性を身につけることと、その基盤となるプライマリケアおよび一般内科の基本的な診断技能を身につけることを目指します。
当科は日本内科学会認定内科医3名、日本神経学会認定神経内科専門医3名、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医2名などがおり、研修終了時にはこれらの認定医・専門医を取得することが目標です。

到達目標

1年目

1.適切な一般身体的診察や神経学的診察を行って正しく診断ができる。
2.頭部CT・MRI、頭・頸部MRA、脳血管造影、脊椎・脊髄MRI、脳血流SPECT、脳波検査の適応・所見が理解
  できる。髄液検査、神経伝導検査、誘発筋電図の適応手技を身につける。
3.脳血管疾患、重症筋無力症、多発性硬化症、ギラン・バレー症候郡、髄膜炎・脳炎、てんかんなどの脳神経内科救急疾患の
  初期対応ができる。
4.初期パーキンソン病の治療計画が組み立てられる。
5.各種学会に参加し、症例報告、臨床研究報告を行うことができる。

2年目

1年目の目標に加えて、
1.患者・家族に適切な説明を行うことができる。
2.脳神経内科救急疾患の迅速で適切な処置、検査、治療ができる。
3.脳梗塞急性期の臨床病型分類、血管機序の評価、抗血小板療法・抗凝固療法などの治療の選択に習熟する。
4.重症筋無力症、多発性硬化症、ギラン・バレー症候群、髄膜炎・脳炎の適切な確定診断を行い、治療計画を立案できる。
5.頸動脈超音波検査、筋電図検査、誘発電位検査、神経筋生検の適応・手技を修得する。
6.神経免疫検査の評価を理解し、適切に実施し、診断や治療に十分に活用できる。
7.脳神経系の学会雑誌などに論文発表をする。

3年目

1、2年目の目標に加えて、
1.副腎皮質ステロイド、免疫抑制・調整薬、免疫グロブリン療法、血液浄化療法の作用機序・副作用と適応を習熟する。
2.脳梗塞急性期の血栓溶解療法の適応・手技を修得する。
3.進行期パーキンソン病の薬物調整に習熟する。
4.神経筋生検の所見が理解できる。
5.診断困難例、治療困難例の問題点を整理して、文献的考察を行い解決につなげることができる。

習得できる専門医資格

日本内科学会認定内科医・専門医
日本神経内科学会認定神経内科専門医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
など