当院では年間2、500名を超える新規がん患者さんが来院され、以前から積極的に「がん医療」に取り組んで参りましたが、平成18年8月に「がん診療連携拠点病院」の指定を機に、より一層の「がん治療の充実」を図るために当院独自の「K-net」という組織を立ち上げました。
「K-net」の「K」は、ドイツ語で「がん」を意味する「Krebs」の頭文字で、「K-net」とは病院内外のがんに関するいろいろなネットワークを総称した言葉だと理解して下さい。
「K-net」の活動として、
などを積極的に進めています。また、国立がんセンター中央病院のホームページにもリンクさせ、わが国のがん医療の現況や市民の方々が必要とされている情報も簡単に入手できるような環境整備を行っています。
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/xpKyotenSearchTop.xsp
もはや「がん」は特別な病気ではなく、国民の2人に1人が罹り、3人に1人がお亡くなりになる病気です。当院の「K-net」が少しでも市民の皆様の健康増進や「がん治療」を考える上での手助けや、QOL(生活の質)の向上に役立つことを願っています。