脳神経外科・脳血管内治療科 (のうしんけいげか・のうけっかんないちりょうか)
|
2019年
|
2020年
|
2021年
|
2022年
|
2023年
|
脳動脈瘤開頭術
|
28
|
24
|
30
|
21
|
26
|
脳動脈瘤血管内治療
|
77
|
54
|
49
|
64
|
57
|
脳出血(開頭術及び内視鏡手術)
|
23
|
15
|
20
|
20
|
24
|
脳血管吻合術
|
5
|
6
|
13
|
5
|
12
|
頚動脈内膜剥離術
|
10
|
1
|
11
|
8
|
9
|
頚動脈ステント留置術
|
41
|
43
|
28
|
23
|
23
|
血栓回収術(脳梗塞)
|
33
|
51
|
38
|
54
|
67
|
脳動静脈奇形(開頭術及び血管内治療)
|
1
|
9
|
2
|
9
|
1
|
硬膜動静脈瘻(開頭術及び血管内治療)
|
7
|
6
|
7
|
8
|
3
|
脳腫瘍手術(開頭術、生検術、塞栓術)
|
60
|
59
|
51
|
57
|
69
|
慢性硬膜下血腫穿頭術
|
42
|
33
|
37
|
46
|
51
|
頭部外傷開頭術
|
6
|
7
|
8
|
8
|
4
|
水頭症手術
|
50
|
45
|
27
|
23
|
39
|
微小血管減圧術
|
7
|
3
|
3
|
6
|
11
|
血栓溶解療法(t-PA)
|
21
|
40
|
43
|
44
|
45
|
その他
|
75
|
48
|
41
|
54
|
61
|
手術合計
|
489
|
473
|
408
|
457
|
502
|
入院総数
|
951
|
905
|
846
|
838
|
799
|
*血栓回収術と血栓溶解療法は脳神経内科との合算で表示しています。
手術・治療情報データベース事業への参加について
脳神経外科・脳血管内治療科に入院された全ての方へ
当科では2015年1月から2017年12月まで専門医制度と連携したデータベース事業NCD(National Clinical Database)への登録を行っておりましたが、2018年1月から脳神経外科学会独自のデータベースであるJND(Japan Neurosurgical Database)への登録を行うこととなりました。
この事業においては入院治療を受けた全ての方々のデータを収集・解析させて頂くことで脳神経外科医療の質の評価・向上に役立てることを目的としています。登録情報は、それ自体で患者さん個⼈を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理しており、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め(「個人情報の保護に関する法律」、「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」、「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。
なお、データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができますし、登録された後でもご自身のデータを削除することも可能ですので、当科のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否することで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。
何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
脳腫瘍の方へ:脳腫瘍全国統計調査と解析(臓器がん登録調査)について
1. 研究の背景および目的
脳腫瘍は発生頻度が低いにもかかわらず、病理診断が多岐にわたるため、それぞれの脳腫瘍の発生頻度・疫学・治療内容・生存率を検討するためには、単施設での報告だけでは不十分であり多施設共同研究が必要です。本研究は、脳腫瘍患者の病理診断・年齢・性別・治療内容・生存確認などを全国調査し、脳腫瘍の疫学・患者背景・生存率を明らかにし、脳腫瘍患者さんの治療に役立てることを目的としています。
2. 研究対象となる患者さん
2009年1月1日~2030年12月31日の間に当院脳神経外科・脳血管内治療科で確定診断を受けた全ての脳腫瘍の方が対象です。
3. 研究期間
倫理委員会承認後~2030年12月31日
4. 研究方法
診療情報をもとに生年・性別・住所のある都道府県・病理診断・発生部位・既往歴・治療内容・再発の有無・生存確認等のデータを選び、脳腫瘍の疫学・患者背景・生存率に関する分析を行い、脳腫瘍患者の治療に役立てる方法について調べます。ただし、個人を直ちに特定できる情報は確実に削除した上で使用し、情報が漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
5. 外部への情報の提供
この研究に使用する情報は、以下の機関に提供させていただきます。情報の収集方法は、大学病院医療情報ネットワーク(UMIN:センター長 東京大学大学院公共健康医学専攻 医療コミュニケーション分野教授 木内貴弘)のシステムを利用し行います。
脳腫瘍全国統計委員会事務局
国立がん研究センター中央病院 内
〒104-0045 東京都中央区築地5-1-1
東京理科大学理学部数学科 宮岡研究室
〒162-8601 東京都新宿区神楽坂1-3
TEL: 03-3260-4271
6. データの利用と公表について
全国より回収されたデータは、国立がん研究センター内の脳腫瘍全国統計委員会事務局で集計し厳重に保管され、脳腫瘍全国統計委員会事務局でのみダウンロードできるようになっています。ダウンロードされたデータの解析は脳腫瘍全国統計委員会ならびに東京理科大学理学部数学科 宮岡研究室で行われます。
なお、日本脳神経外科学会学術委員会の承認をえて、収集されたデータについて別紙「脳腫瘍全国統計共同研究者」に定めた共研究者や米国脳腫瘍統計事務局との共同研究を予定していますが、研究にあたっては二次データの提供元である国立がん研究センターの研究倫理審査委員会の承認を得ることとします。
7. お問い合わせについて
あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、お申し出ください。この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。
この研究にご質問等がありましたら当科までお問い合わせ下さい。