食道がん
食道は口から飲み込んだ食べ物や飲み物を胃に運ぶ通り道の役割を担う臓器で、食道がんは食道にできる悪性の腫瘍です。
食道がんの主な原因は飲酒、喫煙と考えられています。
症状としては、食べ物のつかえ感、体重減少、胸の痛みや違和感、声のかすれなどがあります。
治療方法は、病気の進み具合により決まり、手術、化学療法、放射線療法が治療の3本柱です。
早期の食道がんは内視鏡治療で根治する可能性もあります。
広島市民病院で食道がんを治療するメリット
速やかに十分な治療が提供できる診療体制
診療に携わる診療科 (外科、内科、放射線治療科など)と管理栄養士、リハビリテーション技師などで多職種連携を行う体制が整っています。
早期から進行期の全ての段階において、適切な治療を速やかに受けることが可能です。
速やかに十分な治療が提供できる診療体制
診療に携わる診療科 (外科、内科、放射線治療科など)と管理栄養士、リハビリテーション技師などで多職種連携を行う体制が整っています。
早期から進行期の全ての段階において、適切な治療を速やかに受けることが可能です。
豊富な診療経験や最先端の治療の提供
食道がんの治療数は豊富であり、患者さんの身体への負担を軽減する低侵襲手術、内視鏡治療、最新の化学療法や放射線治療を積極的に行っています。
整備された管理体制とチーム医療
食道がん手術は手術の難易度が高いことが知られています.当院では食道外科専門医,内視鏡学会技術認定の両方を取得した外科医が手術を担当しています。
食道癌の手術においては全身管理も重要です。術中の麻酔管理だけでなく、手術後の全身管理に関しても、当院は26名の麻酔集中治療科医(日本麻酔科学会専門医13名、日本集中治療学会専門医10名)が在籍しており、麻酔から集中治療室管理まで責任管理できる施設です。
さらにリハビリや栄養管理も大切であり、周術期外来にて術前からチーム医療にて取り組んでいます。
食道がん治療についての Q & A
Q. 手術は痛い? 何時間くらいかかるの?
低侵襲手術は5-10mm程度の小さい創を数カ所つけて行います。
従来の開胸手術、開腹手術と比べて痛みが少なかったり術後の回復が早いと言われています。
麻酔法や鎮痛剤も進歩しており、手術時の苦痛は大幅に軽減されています。
一度に頸部、胸部、腹部の操作を行うため、手術時間は約10時間前後です。
なお、当院では約90%の手術を低侵襲手術(胸腔鏡、ロボット、縦隔鏡)で行っています。
低侵襲手術の中でも最先端のロボット手術は手術操作がより細かくより正確に行える
というメリットがあります。
Q. 入院期間はどのくらい?
食道がん根治術を行った場合、自宅退院までの入院期間は約3週間程度となります。
Q. ロボット手術が多いって聞いたけど、実際どうなの?
ロボット手術の占める割合は年々増加しており、
2020年から2024年までの5年間の
ロボット手術の割合は50%程度ですが、
2024年は90%以上になっています。
Q. 放射線治療は痛い?
放射線治療自体に痛みは伴いませんが、
副作用として食道粘膜傷害などが生じると
痛みがあります。
適宜痛み止めなどで対応しています。
Q. 放射線治療の入院期間は? 外来でも可能?
基本的には外来通院での治療が可能なことが多いです。
家が遠方で通院が困難な場合は、入院での治療も行っています。
一般的に化学療法と組み合わせることが多く、最初は化学療法のため2週間程度
入院し、その後、外来通院にて放射線治療を受けられる方が多いです。
Q. 化学療法はつらいと聞きますが本当?
全身倦怠感や消化器症状 (口内炎、食欲不振、吐き気、下痢、便秘など)、骨髄抑制
(白血球減少、貧血、血小板減少)といった副作用を認めることが多いです。
早めに副作用の出現を察知し、適宜対応することで、患者さんのつらさを最小限に
留めることに努めています。
Q. 化学療法の入院期間は?外来でも可能?
多くの化学療法は入院で行い、大体2週間程度の入院期間を設けています。
また一部の化学療法は外来で行う場合もあります。
Q. 治療にはどのくらいお金がかかるの?
治療方法や選択する薬剤などによって、費用は大きく変わります。
詳細につきましては、当院のがん相談支援センターにお問い合わせください。
食道良性疾患
食道裂孔ヘルニア、食道アカラシア、逆流性食道炎や好酸球性食道炎といった炎症疾患、さらには特発性食道破裂、大動脈食道瘻といった緊急疾患にも対応させていただきます