口唇裂口蓋裂センター (こうしんれつこうがいれつせんたー)
部門紹介
概要
平成30年4月に口唇裂口蓋裂センターが新設されました。当院では、昭和51年に形成外科が口唇裂・口蓋裂の治療を開始して以降、これまでに治療した患者数は延べ1,700名以上にのぼります。現在では、年間の手術件数において中四国・九州地方でトップクラスの実績を誇ります。
40年以上に渡る実績と試行錯誤の結果、形成外科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科及び総合周産期母子医療センター等の医師、看護師、言語聴覚士並びに歯科衛生士等多職種の専門家によるチーム医療としてのシステムを構築し、その集大成として設立された口唇裂口蓋裂センターでは、より高度で安心な口唇裂・口蓋裂治療を提供いたします。
スタッフの紹介
形成外科
木村得尚
主な役割:
口唇・口蓋・外鼻等の手術と治療全般のコーディネート担当
関連資格等:
日本形成外科学会評議員・専門医、小児形成外科分野指導医・同認定委員会委員
日本形成外科学会口唇裂口蓋裂ガイドライン作製サブリーダー
日本口蓋裂学会(Japan Cleft(治療の標準化を検討する委員会))形成外科委員
その他スタッフ3名
耳鼻咽喉科・頭頸部外科
井口郁雄
主な役割:
幼児期の聴力の改善手術、中耳炎、難聴等の治療を担当
関連資格等:
日本耳鼻咽喉科学会代議員・専門医・指導医
日本小児耳鼻咽喉科学会評議員
日本嚥下医学会評議員・補聴器相談医
その他スタッフ5名
歯科口腔外科
澤木康一
主な役割:
口蓋床・スピーチエイドの作製およびフォロー、口腔ケア担当
関連資格等:
日本口腔外科学会専門医
2014年日本口蓋裂学会総会優秀ポスター賞受賞
その他歯科衛生士及び技工士を含むスタッフ9名
総合周産期母子医療センター
西村裕
主な役割:
出生直後の乳児の発育担当
関連資格等:
日本周産期・新生児学会周産期(新生児)専門医
日本小児科学会専門医
その他スタッフ8名
その他矯正歯科医、言語聴覚士を含むスタッフで治療に取り組みます。