部門紹介
急性期病院で勤務するスタッフは、心身ともにストレスの高い環境で勤務しています。安全・安心な医療の提供のためには、スタッフが心身ともに健全であることが必要です。そのために、産業保健スタッフ(産業医や保健師等)により、職員の心身の健康管理・支援を行っています。
1. 身体面の管理・支援
① 定期健康診断・特定業務健康診断・VDT検診
② 人間ドック(任意)
③ 各種ワクチン接種(麻疹・風疹・ムンプス・水痘・B型肝炎・インフルエンザ)
④ 体調不良時は、職員保健室で対応
⑤ 結核発生時の対応(濃厚接触者検診や保健センターとの連携)
2. 精神面の管理・支援
① 職員保健室にて:産業医・保健師による個別面談、電話相談、メール相談、
職場復帰関連の面談など
② 2013年に、ストレスチェックシステムを導入(24時間365日チェック可能)
セルフケアだけではなく、ハイリスク者・部署に早期対応をして、職場環境改善に繋いでいく活動をしています。
・全職員:年2回実施
・臨床研修医、新人看護師:毎月実施
③ メンタルヘルスに関する活動:メンタルヘルス部会で心の健康づくり計画作成
・メンタルヘルス部会を年4回実施。
・研修会を年2回実施
過去の実施状況:新人研修「ストレスの早期発見と対処法」「ポジティブ思考」等
管理者研修「ハラスメントについて」、「ラインケア」等
・新規採用職員オリエンテーションにて、メンタルヘルスに関する情報を周知
④ 病休者への対応、職場復職支援(病休中の相談対応、同伴受診、職場復帰訓練や復職後のフォローアップ、等)
⑤ 院内関係部署との連携:精神科医師、心理療法士、人事労務、キャリア支援室等
⑥ 外部関連機関との連携(外部医療機関、看護協会など)
⑦ 災害時や緊急事態時の心のケア(他部門と連携)