糖尿病療養指導チーム (とうにょうびょうりょうようしどうちーむ)
糖尿病療養指導チームについて
糖尿病患者数は年々増加し、様々な背景を持つ糖尿病患者が増え続けています。糖尿病は患者の生活そのものが治療の場であり、食事・運動・薬物に加えてフットケアなど多くの専門職種による集学的なケアが必要です。
そのような背景から当院では糖尿病療養指導チームを立ち上げ、多職種がそれぞれの専門知識を活かし協力しながら、患者さんを支援できるように活動を行っています。
活動の目的
・ 糖尿病患者さんの重症合併症の発症・進行が抑制されるよう集学的な治療を行う
・ 糖尿病患者さんに対し、症状や生活の質が改善されるよう指導や支援を行う
・ 糖尿病患者さんへの継続的な指導や関わりを行い、患者さん自身のセルフケア力が向上することを支える
主な活動の内容
・ 糖尿病教室の企画・運営
・ 糖尿病透析予防指導
・ 糖尿病フットケア外来
・ 多職種合同症例カンファレンス
・ 糖尿病療養指導に関する多職種会議
・ 院内スタッフへの糖尿病に関する研修会の開催
活動開始時期
2011年5月
構成メンバー
医 師:内分泌糖尿病内科医師3名(内科専攻医・専門医・指導医)
看護師:病棟5名、外来3名(糖尿病看護認定看護師、糖尿病療養指導士)
管理栄養士:1名(糖尿病療養指導士)
薬剤師:2名(糖尿病療養指導士)
臨床検査技師:2名
歯科衛生士:2名
理学療法士:2名
活動実績
【2019年度の糖尿病教室参加人数】 (2020年度・2021年度は新型コロナウイルス感染対策のため休講)
【糖尿病教室のプログラム】
Ⅰ
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Ⅱ
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13:00~13:30
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13:00~14:00
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糖尿病総論・合併症
(内分泌糖尿病内科医師)
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運動療法
(理学療法士)
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13:30~14:20
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14:00~14:30
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食事療法
(管理栄養士)
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糖尿病の検査と治療
および自己管理
(内分泌糖尿病内科医師)
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14:20~15:00
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14:30~14:50
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糖尿病と合併症の薬
(薬剤師)
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糖尿病と歯の健康
(歯科衛生士)
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15:00~15:20
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14:50~15:20
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糖尿病の検査
(臨床検査技師)
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日常生活の注意点
(看護師)
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2021年度の糖尿病療養指導チーム主催研修会
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テーマ
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講師
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参加受講者数
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第1回
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糖尿病患者さんへの関わり方
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看護師
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77名
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第2回
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受けてみよう糖尿病教室①
~糖尿病概論・薬物療法~
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内分泌糖尿病内科医師
薬剤師
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65名
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第3回
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受けてみよう糖尿病教室②
~食事療法・糖尿病の歯の健康~
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管理栄養士
歯科衛生士
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54名
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第4回
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受けてみよう糖尿病教室③
~運動療法・糖尿病の検査・日常生活の注意点~
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理学療法士
臨床検査技師
看護師
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44名
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2021年度のその他の活動
・ 糖尿病透析予防指導管理(医師、看護師、栄養士による指導)
・ 糖尿病フットケア外来(看護師による指導とケア)
・ 糖尿病療養指導に関する最新情報の発信(部会員を通じて各部署へ伝達)
・ 「糖尿病に強いスタッフ」の育成(糖尿病専門医・日本糖尿病療養指導士・広島県糖尿病療養指導士など認定受験者の支援)